貴重なクマガイソウが開花 佐野、五丈の滝前植物園

 【佐野】水木町の「五丈の滝前植物園」で希少植物のクマガイソウの花が開花し、山野草ファンを楽しませている。

 同園は2000年にオープン。同所、広瀬正誉ひろせまさたか)さんが個人で運営していたが昨年亡くなり、正誉さんの長男夫婦治克(はるよし)さん(64)、玲子(れいこ)さん(64)が、跡を継いでいる。園内には約250種類の花や山野草が植栽され、無料開放されている。

 クマガイソウはラン科アツモリソウ属の多年草。扇形の葉の間から薄紫色の袋状の花を咲かせる。環境省がレッドリストで絶滅危惧?類に指定している。林間にある約200平方メートルの群生地には、約1500株がびっしり。袋状の花が風にゆらゆらと揺れ、訪れる人たちが盛んに写真を撮っていた。