利用者、近隣住民から好評 宇都宮サイクル&バスライド、駐輪場30カ所に

利用者、近隣住民から好評 宇都宮サイクル&バスライド、駐輪場30カ所に

 【宇都宮】市内バス停近くに設置された駐輪場「サイクル・アンド・バスライド」(C&BR)が、2017年度までに計30カ所になった。整備主体は県、市、民間事業者で、利用者からは「ありがたい」「便利」と好評だ。「自転車のまち」を掲げ環境に優しい交通ネットワークの構築を進める市は、県やバス事業者と連携して増設していく方針だ。

 4月中旬の平日夕方、関東自動車のバス停「鶴田橋」近くのC&BRには約20台の自転車が止められていた。

 自転車とバスを結び付けるC&BR。市内で最初に整備されたのは2007年度で、県が国道123号の「氷室(ひむろ)」バス停近くに設けた。公共交通の利用を促し、環境保全にもつなげるのが狙いだ。

 以後、県と市、関東自動車が年に数カ所程度ずつ整備。市が民間に協力を求め、既存の駐輪場を一般開放してもらったケースもあり、今年1月には南高砂町の国道4号沿いにあるJCHO(ジェイコー)うつのみや病院内駐輪場が30カ所目となった。

 いずれも利用は無料で、バス利用者なら誰でも止められる。大学4年の長女(21)が通学で利用する下荒針町の母親(57)は「基本は駅まで自転車で行くが、雨の日や帰りが遅くなる日は(自宅に近い)駐輪場からバスに乗り換える」という。さらに「少しでも自転車を使えばバス代も安くなるのでありがたい」と話す。

■宇都宮市内のサイクル・アンド・バスライド

 ( )内は整備年度

(2007年度)氷室、細谷新道口、駒生営業所

(08年度)柳田車庫、西川田東、奈坪台中央、瑞穂野団地

(09年度)細谷車庫、石那田、松下電器前(御幸交番前)、鶴田橋

(11年度)弁天橋

(12年度)平出公園、堀切、西中丸、稚ヶ坂坂上

(13年度)とちぎ男女共同参画センター、野尻、挟又局前

(14年度)城山地区市民センター、こえご、平松宿、富屋小学校前、仁良塚

(15年度)東高校前、ミツトヨ前

(16年度)地蔵前、中戸祭、緑2丁目

(17年度)ジェイコーうつのみや病院