専門性高め地域に貢献

 

 時代や社会の変化に伴い、求められる「サービス」のかたちも変わっていく。1977年の会社設立以来、さまざまなニーズを的確に捉え、顧客満足度の高いサービスを提供し続けている。「お客さまが抱えている問題の解決を通して、われわれも成長していくスタンスに変わりはありません。今年は、より専門性を高めることで防災や衛生などに関する法改正に対応し、労働現場で深刻化している人手不足の問題解決にも貢献できるよう、昨年より一歩進んだ形で積極的に提案したいと考えています」

 昨年のトピックスは、自動運転で清掃するロボットの本格導入だ。各種センサーで障害物や段差を検知して安全走行を行えるため、人手不足への対応や作業の効率アップが期待できる。既に小山市のショッピングセンターなど19カ所の夜間清掃で稼働しているという。「今後は屋外の平面駐車場にも活用を拡大することで、夏の猛暑や冬の寒さから作業者を守り、労働条件の向上につなげられれば」と期待する。

 一方、飲食店の厨房清掃やエスカレーター清掃では、専門性を高めつつ業務の幅を広げている。エスカレーターではステップ清掃に加え、ベルト清掃や「走らないでください」といったラッピング作業をワンパッケージで提供しており「エスカレーター周りの全てを取り込んでいこうと考えています」。さらに22年に開催される「いちご一会とちぎ国体」の舞台となる施設の維持管理にも関わるなど、その活躍の舞台は広がるばかりだ。

 昨年の台風19号で県内で甚大な被害が発生した際は、顧客への支援だけでなく、被災者に対して積極的な復興支援を展開するなど地域貢献にも尽力した。

 「今年もスローガンの『街と人を、もっと笑顔に。』の通り、地域産業としての変わらぬ理念を軸足に、さまざまなことにチャレンジしていきます」