地域密着で挑戦続ける

 

 大手通信業者ではできない、「地域密着」が最大の武器であり強み。同時に「世の中の動きを捉えて変わり続けよう」と変化を恐れずにチャレンジを続けてきた。

 1991年の開局以来、栃木・群馬・茨城の3県5市6町にサービスのエリアを広げている。昨年12月に上三川町の一部地域で開局し、今年2月末には同町の全域まで拡大する。「栃木市を中心として、隣接するほぼ全域までエリアが広がりました。これで県内は一区切りと思います」。「放送」「インターネット接続」「電話」のサービス事業が事業の3本柱。そこに格安スマートフォンと電力販売にも力を入れる。

 昨年は台風19号の豪雨で栃木市内で甚大な被害が発生。自宅が床上浸水、社員の被災者も少なくなかった。「テレビやネットの機器が水に漬かったなどのお客さまの被害もかつてない多さでした」。被災者には利用料金減免などの措置を講じた。

 台風の当日は特番態勢で身近な情報を発信し続けた。河川のライブカメラでリアルタイムの画像を配信するなどしたが、伝達が十分とはいえなかったと反省。今年は身近な河川の状況を確認できるライブカメラの増設や水位状況を無線で確認できるシステムの構築、視聴者や市民から情報を伝えてもらい番組内で紹介する「情報ボックス」の開設など実施する。「地域の防災・減災に取り組み、お客様や住民の安全のための情報を届けることが使命です」

 今年は東京五輪が開催され、4K放送が加速、5Gの活用も進み放送・通信業界にも大きな転換点が訪れると予測。地域利用目的(ローカル5G)の免許取得を目指し、地域にあったサービスの提供を準備する。

 来年の開局30周年に向けての大事な一年でもある。「感謝の思いを感動へ!」のスローガンを社員全員が再確認し、「任せて安心」を実感してもらえるようにサービスを高め、お客様の信頼に応えるためにさらに前進する。