家族の「未来」を守る家

 

 「台風を境に、栃木市の不動産市場が大きく変わってきていると感じます」。昨年10月の台風は、拠点である栃木市にも甚大な被害をもたらした。自宅が被害に遭った人の中には、リフォームや建て替えをするのではなく、他のエリアへの住み替えを検討する人も多く、「今後、多発するであろう自然災害に、どう向き合っていくのかが大きな課題」と受け止める。こうした状況を踏まえ、「被害を受けた方に向けた復興応援住宅」を緊急発売。「一日も早く今まで通りの暮らしを始められるように」と、全居室にカーテン・エアコンを設置するなどの心配りも好評だ。

 今年は、「脳科学のエビデンスから生まれた『子どもがグングン賢くなる家』の普及にも努めていきたい」と話す。子どもの能力を育むには0~3歳頃の環境が重要とされることから、脳の前頭葉を刺激するハイハイが存分にできる広々とした空間や、成長に欠かせない休息・睡眠が確保できるよう、壁面に調湿機能を採用するなど工夫を凝らしている。「子育ての住環境を提案し、バックアップができれば」と期待を込める。

 また、引き渡し後も安心して暮らせるように、「住まいの総合保証システム」も充実させた。「家族の未来を本気で守る。その先にこそ本当の安心がある」との考えの下、住宅の履歴を管理し、365日24時間サポート。緊急駆けつけサービスや定期点検を行い、20年後の住宅の資産価値まで保証する徹底ぶりだ。

 「社員にも働きやすい環境を提供したい」との思いから、新社屋の建設計画も進めている。「当社の取り組みで培った知識、経験を活用しながらオフィスコンサルティングを行い、働きがいのもてるリフォームや社屋のお手伝いにもつなげていけたらいいですね」。4月にはベトナムにCADセンターを開設するなど、「さらなる働き方改革の推進と、生産性向上にまい進します」と力強く語った。