幸せで豊かな暮らし提案

 

 日々の暮らしの中で「幸せ」「豊かさ」を感じられる住まいとは-。10年前に起業した時から、常に自らに問いかけている。

 「住まいに求められるベースは安全性や快適性ですが、今の時代はプラスアルファで『暮らしを豊かにする』という視点が欠かせません。レジャーなどの非日常ではなくても、家にいる日常が楽しく、家族との絆も深まっていく。そんな住まいと暮らし方を提案していきたいと思っています」

 100の家族があれば、100通りの「幸せ」がある。だからこそ、顧客の多様なニーズをしっかりと受け止め、それを形にするためのあらゆる努力を惜しまない。打ち合わせの段階で、社員が顧客と意見を交わしながら間取りを紙に書き込んでいるのも、その一つだ。さらに宇都宮市内に3カ所あるモデルハウスは、「スタイリッシュ」「ナチュラル」「クラシック」と銘打ち、幅広いライフスタイルに対応したモデルが並ぶ。「例えば、疲れ気味の奥様にドリップコーヒーを入れてあげる日常の幸せを形にした『マイカフェ』はいかがでしょう。実際にモデルハウスを見ていただければ、『こんな暮らしがしたい』とワクワクしてもらえると思います」と柔和な笑みを浮かべる。

 最近は「平屋」に光を当て、その魅力を伝えることに力を尽くしている。「階段を使わずに済み、掃除しやすい平屋は高齢社会にマッチしているだけでなく、夫婦共働き世代も家事が時短になります」と、平屋の機能的な優位性を指摘した後、こう付け加えた。「また、常に庭の風景に触れられる設計なので、豊かな暮らしに“彩り”を与えてくれます」

 社員にもライフ・ワーク・バランスを求め、午後7時以降の残業を原則禁じている。「お客様を幸せにするには、まず社員が幸せであるべきです。今年も『心で仕事をしよう』を合言葉に、『幸せで豊かになる住まい』を追求していきます」