目の前の仕事を着実に

 

 「新年を迎え、まだ我慢の年が続いています。しかし、目の前の仕事を着実にこなしながら、三つの柱である印刷・映像・インターネットの総合情報産業を目指していきたい」。2024年の創業50周年に向けて、この3本柱の充実に向けて準備を進めていく。

 インターネット社会となり、現代人はあらゆる情報をスマートフォンやパソコンで得る時代になった。スーパーマーケットのチラシやパンフレットなど昔からある印刷物も今やスマートフォンで閲覧することができる。しかし、印刷物へのニーズは根強いという。「印刷物をはじめとした紙を取り巻く状況は厳しいものがありますが、印刷物でしか得られない魅力はあります。手にとってすぐに見ることができる印刷物の利便性は、スマートフォンでは実現できません」

 1974年に旧氏家町(現さくら市)で、父・正治(しょうじ)会長が創業。社長に就任し、13年目を迎えた。スーパーのチラシから始まり、現在では会社案内、パンフレットなどの印刷物だけでなく、動画やデザイン全般までを請け負う。

 ブランディングや認知度アップなどクライアントのさまざまな要望に合わせ、ディレクター、デザイナーが自社印刷工場と連携し、ワンストップで高品質な印刷物を提供する。

 制作、編集、デザイン、加工、印刷、品質管理、配送、デジタルコンテンツの8部門に分けて、顧客のニーズに対応していく。将来を見据えたデジタルコンテンツ事業部ではホームページや電子書籍、漫画の制作も行っている。

 「最新の技術と企画力、思考力がうまく統合されて初めて良い製品が出来ると信じています」。技術が進歩した今こそ、「人」の重要性を訴える。「社員一人一人がプロフェッショナルとして行動し、お客様の満足を最優先に考え、感動を共有できるサービス提供に努めていきます」と抱負を語る。