「一源三流」で地域密着

 

 県北の住環境創造企業として「生活関連すべてを提案できるワンストップの会社」を極めていく。「これからは世界76億人の目線で物事を考えていかねばならない。国連のSDGs(持続可能な開発目標)などを意識して常に考え、取り組むことでお客様がうちの会社を選んでくれる」と新時代の戦略を考える。

 昨年、古民家再生事業で合弁会社を作り代表会長となった。那珂川町馬頭の国登録有形文化財で明治時代の建物「飯塚家住宅」をリノベーションして宿泊施設「飯塚邸」の運営を開始。「不動産事業の空き家再生の一つのモデル」として注目を集めた。

 「20年は五輪イヤーで世界各国の人たちが確実に訪れ、その後のインバウンドも一層増加する。県北地域にどんどんそういう人たちが集まる仕組みにすればいいわけです。『一源三流』という言葉の『一源』は誠実が全ての源であると受け止め、血と汗と涙を流す『三流』により、これからも地域のお客さまに寄り添い、地域を盛り上げていきます」

 国土交通省不動産業課との懇談会では毎年、不動産業に関するトピックスについて意見を述べている。既存住宅流通の活性化についてインスペクション(建物状況調査)や既存住宅の建物評価手法の改善、報酬告示の改正について、空き家等の流通・活用促進などで「不動産業界の実情を述べ、どうすれば不動産行政がよくなるか意見しています」。大規模建築物などの検査にITやドローンを使い効果的で低コストのサービスを手掛ける。

 「相続と生命保険勉強会」「不動産相続セミナー」などを開催。来店型ショップの「ライフサロン 栃木大田原店」は保険に関する無料相談で顧客のライフスタイルに合ったプランを提案する。昨年10月、宇都宮支店「不動産のクラリス」をオープン。宇都宮のマンションなど不動産情報の提供を始め、業務を県北から県央へ拡大する。