遺伝子・免疫で差別化

 

 創業以来「誠実な行動」「堅実な品づくり」「企業家精神」を基本理念に健全経営を継続。昨年1月に資本金を3億円に増資し、中小企業の自社株に係る納税猶予制度への対応のため、資本金9千8百万円と2億2千万円を利益準備金に振り分けも完了した。長期経営安定のため、入居率が高く、年率約13%の高利回りの「ペット共生賃貸住宅3LDK」3年計画30世帯が完了。「今年度から3カ年計画でJR宇都宮駅の近辺に50世帯前後を計画中」と意気込む。

 一方、世界保健機関(WHO)は微小粒子状物質「PM2・5」等が世界的に拡大を続け、肺ガンや呼吸器疾患等により年間700万人が死亡し、世界人口の90%が汚染された大気の下で暮らし健康被害リスクを指摘している。

 「全国の公立小中高校の喘息(ぜんそく)・アトピー・アレルギー性鼻炎の生徒数は一昔前と比べて2倍以上という驚くべき数字になっています。今、大気汚染問題への対応を考え行動しなければ国の宝である子どもたちの健やかな成長は望めません」と警鐘を鳴らす。長年継続してきた産学連携による科学的実験を推進。筑波大学ベンチャー企業「つくば遺伝子研究所」と連携して行った動物実験でも、「健康太郎の家」のシステムにより免疫関連遺伝子を含め、約2万5千個の遺伝子発現について調べ、有害物質の除去ができることが証明されたという。「多くの入居者から『健康が実感できた』と喜びの声が寄せられており、今後さらに健康機能の向上に力を入れていきます」と胸を張る。

 「健康太郎の家」の省エネルギーは、全物件1・2階に1台ずつの空調機と完全な施工により電気料金の軽減や地球温暖化防止にも貢献している。「今後とも少子高齢化、同業者間競争の激化等により厳しい環境が続くことが予想されますが、健康・省エネに良い住宅を低価格で提供し続け社業の堅実な発展を図りたいと思っています」