人生100年の医療を提供

 

 常に最先端の診断装置と治療装置を整え、高度な医療を提供し続けている。医師としてはがんと認知症の早期発見・早期治療に重きを置いている。 

 昨年6月、本州初、国内では2機目の新型PET(陽電子放射断層撮影)/CT(コンピューター断層撮影)装置「Vereos PET/CT」を導入した。被ばく量が低減し、患者の負担も軽くなると同時に高画質の検査画像が撮影できる。「画質の向上は病変の正確な診断材料になり、がんの早期発見にもつながります」と説明する。

 少子高齢時代を迎え、認知症患者数は増加の一途をたどっている。厚生労働省の認知症施策推進総合戦略「新オレンジプラン」によると、2025年にはおよそ5人に1人が認知症を発症するといわれている。しかも認知症と診断された人の多くは症状が悪化してから医療機関を受診するケースがほとんどという。

 この状況に対応するため、昨年3月、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)早期発見のための人間ドックの新コース「MCIドック」を開設した。磁気共鳴画像装置(MRI)検査でも分からない初期症状段階で発見するPET/CT検査や認知症の原因物質として注目されているホモシステイン酸測定などのメニューを追加したコースだ。「人生100年時代は70年間は健康で働けなければなりません。そのためにもがん、認知症の早期発見が大切。そうした予防医療システムを提供していく必要があります」

 今年は会員制のメディカルクラブ「セントラルメディカル倶楽部」の東京拠点開発を目指し、県内外や中国といった海外からの受診者へ予防医療システムを提供し幅広く飛躍していく。「顧問弁護士と同じように顧問医として、精度の高い健診と日常的なヘルスケアを提供していきます。セミナーも定期的に開いているのでぜひ聞きに来てほしいです」と語る。