新ビル建設計画を推進

 

 JR宇都宮駅東口に、今年8月着工、来年11月完成予定のオフィスビルの建設計画を進めている。「昨年はホップ、今年はステップの一年になります」と展望する。

 同ビルは地上10階、延べ床面積約1万1千平方メートルで、ビッグ・ビーが08年に同地区に建設したオフィスビル「ビッグ・ビースクエア」と同規模となる。「LRT(次世代型路面電車)との相乗効果もあって、駅東地区のオフィスビル需要が高まっていることに対応しました」

 宇都宮に特化し、不動産賃貸事業を展開している。同事業に参入した1996年当時はマンションなど住宅関連の割合が9割だったが、今では1割程度に下がっている。

 「ここ10年をみるとオフィスビルやホテルの需要が高まっている一方、アパート、マンションは乱立で供給過剰な状態になっています」と説明する。現在はオフィスビル、店舗などの商業施設のほか、コインパーキング、太陽光発電施設など手広く手掛ける。

 会社の80年計画を策定しており、10年後をめどに大宮に進出し、20年後には東京進出を視野に入れる。「この仕事は1年ごとの損益よりも、20、30年後、そしてさらに長いスパンでの将来像を見通すことが重要です。宇都宮で生まれ、宇都宮で育った企業なので、軸足はあくまで宇都宮。ただそこに固執するのではなく、外に向かうという視点も必要です」と強調する。

 企業理念は「団結と挑戦」。役員を含め社員数約20人と規模は小さいが、その分、結束の強さと意思決定の早さが強みだ。マンネリを嫌い、新しいことに積極的に挑戦を続ける姿勢も忘れない。

 これまでベテラン社員が多かったが、昨年、20代の社員1人を中途採用したのに加え、4月には新卒の社員1人が入社する。「若い社員とともに、新しい社風をつくっていくような年になってほしい」と大きな期待を寄せる。