6月に日本病院学会開く

 

 日本全国の病院幹部が集まり、医療の未来などを議論する「第70回日本病院学会」が6月18、19日、県総合文化センターなどで開催される。「医療の国際化と患者安全」がテーマで、学会長を務める。現在、日本病院会副会長で1月にはアジア病院連盟の会長に就任。「多忙な年になりそうです」と笑う。同学会では世界病院連盟とアジア病院連盟が合同主催する会議を計画した。「医療の国際化をさらに推し進めていかなくてはなりません。この学会を契機に医療の国際化元年になればいいと思っています」という。

 1949年に設立され、現在の病床数は500を超える。外来患者数も1日千人以上という、人口80万人とされる両毛地区の中核病院だ。救命救急センターは両毛地区の唯一の三次救急医療施設として365日24時間体制で「断らない医療」を実践している。

 昨年創立70周年を迎えた。「2019年度の目標を『結束』としました。患者さんを前にした結束力が足利赤十字のブランドとも言えます。20年は新たなスタートの年です。いま一度立ち止まり、進むべき方向を見定めていきたい」とする。

 15年には世界で最も審査が厳しいといわれる医療機能評価機構JCI(ジョイント・コミッション・インターナショナル)の認証を取得。このほか、18年にはJMIP(外国人患者受入れ医療機関認証制度)認証も取得した。「JCIは3年ごとに更新が必要でその都度、審査が厳しくなりますので更新に向け準備を進めていきます。またJMIPを取得した県内唯一の病院として外国人患者の受け入れ態勢を充実したものにしていきます」と語った。

 人口減少時代を迎え、「在留外国人は今後ますます増えるでしょう。そうした状況を前向きにとらえたい。在留外国人の皆さんが安心して医療を受けられる体制を整えるのが私たちの使命と考えます」と気を引き締めた。