顧客の「困った」を解決

 

 「2021年に創業50周年を迎える。その年までにウナングループの売上50億円を目指します」と意気込む。運送会社を軸に建築、引っ越し、人材派遣、製パン業など5社ある関連会社も堅調だ。

 全国の運送会社が必要とする荷物情報、空車情報の提供を業務とする「ロジテル」の本社を宇都宮市中心部から同市屋板町に移転、今年3月から稼働する。「ロジテルは好調です。グループ全体を引っ張るまでに成長しました」と話す。

 「18年に続き、働き方改革への対応が多かったですね。会社の仕組みなど18年に大きな改革をしましたが、19年はそれを定着させた一年でした」と振り返る。

 また栃木県トラック協会理事、同協会宇都宮支部長として若手経営者の教育にも力を入れた年でもあった。セミナーなどを開催し、経営には何が必要か、などを自身の経験を踏まえて訴えた。「運送業界では戦略的な経営をしている会社は少ない。売り上げ至上主義ではなく、明確な目的を持った経営をしなくてはなりません。中小企業は大企業とは違います。身の丈に合った経営が必要です」という。

 ウナングループは、2020年はフィリピンで中古トラック販売事業に着手する。「今、フィリピンは建設ラッシュです。まだ手探りの状態ですが、軌道に乗れば利益につながると思います」と意気込む。

 運送業を主軸にして多角的な事業展開が特徴のウナン。業界の将来像については「間違いなく自動運転やドローンが一般的になるでしょう。時代の転換期を迎えるに当たりもう一度原点に返る必要があると感じています。幸いなことに若手社員も育ってきています。若手の成長に期待をしたいですね」と話す。

 変革期にどう会社を対応させていくか。「お客さまの『困った』を解決するソリューション企業であり続けます。これからも一緒に問題を解決していきます」と力を込めた。