首都圏進出に積極姿勢

 

 「新しいエリアに進出しますが、栃木県で生まれ地域とともに歩んできた会社であることに変わりはありません」

 昨年、川崎市宮前区の住宅販売・不動産売買「プラザハウス」と「ウェルカムハウス」の全株式を取得、完全子会社化した。グランディハウスにとって初めてのM&Aだった。

 これまでグランディハウスグループとして都内で中古住宅事業を展開しており、神奈川県の物件も取り扱ってきたが、新築一戸建て住宅の販売で進出するのは初めて。近年は茨城、群馬、千葉の各県に現地法人を設置し、販路を拡大。昨年4月にはさいたま市に支社を設置したばかりで、首都圏進出に積極姿勢を示す。

 「M&Aは初めてのことで、ガバナンスを強化し、異なった企業風土をいかにまとめるかがカギになります。人口減少時代となって市場の大きなエリアで勝負していきます」

 未来を担う子供たちを応援する社会貢献活動にも積極的だ。栃木SCアカデミーのトップパートナーとして運動する楽しさを伝える「キッズスマイルキャラバン」や「グランディカップ」を開催。那須ブラーゼン選手の自転車安全教室を主催するほか、県郡市町対抗駅伝への特別協賛も行っている。

 グランディハウスで家を建てた顧客向けの「グランディスマイルクラブ」も昨年立ち上げた。会員限定のプレゼント企画や暮らしに便利な情報などを提供する。「お客様へのアフターサービスのさらなる向上でつながりを強化していきます」と語る。

 働き方改革にも積極的だ。昨年7月には厚生労働大臣から女性活躍推進の取り組みで優良な企業に与えられる「えるぼし」の認定を取得した。さらに10月には県主催の「男女生き活き企業表彰」の大企業部門で優秀賞を受賞した。「働き方改革は今年も手を緩めずに推し進めていきます。神奈川、埼玉への県外進出は緒に就いたばかり。今年から本腰を入れていきます」と抱負を語った。