お客様に選ばれる店舗に

 

 昨年9月に発売した新型カローラの販売が好調だ。スマートフォンと連携して地図アプリや音楽などをディスプレー上で操作できるなど、スマート化に対応した仕様となっている。「新時代にふさわしい、最先端の機能を備えています。走行面でも安全性が高く、運転しやすい車になっています」

 一方で昨年10月に県内を襲った台風19号では「車が水没するなどの被害を受けたお客様も多かったので、事故後の対応など、できる限りのサポートに努めました。地域に役立つことの大切さを改めて痛感しました」と振り返る。

 トヨタ自動車は5月、国内全店舗での全車種販売という大変革に踏み切る。これまでトヨタ4系統の販売店で異なる車種を扱っていたが、すみ分けがなくなることで競争の激化も想定される。取り扱い車種が大幅に増えるため、各車種に対する社員のしっかりとした知識も求められる。

 「選ばれる店舗を目指し、自社の強みを明確にするとともに、弱点をカバーすることが求められています。各店舗のスタッフがお客様から『これからもよろしく』と言っていただけるよう、引き続き頑張らなければ」と思いを新たにする。

 自動車販売の業界ではかつては一匹おおかみ的な営業マンも多かったが、最近はスタッフ同士がチームで対応するスタイルに変化してきているという。「サービス向上はもちろん、連携して取り組むことで効率化や負担の軽減も図れます。これからの企業経営に必要不可欠なことだと考えています」

 栃木SC、宇都宮ブリッツェン、宇都宮ブレックスと、県内のプロスポーツチーム支援にも長らく力を注いできた。「地元のチームが活躍することで、その地域全体が元気になり、盛り上がります。われわれも企業活動として、そのお手伝いができればという理念で続けています」と力を込める。