地域社会発展のお手伝い

 

 長引く低金利環境や、人口減少・企業数減少など、地域銀行を取り巻く環境は厳しさを増している。さらに昨今は銀行同士の経営統合や異業種との資本提携等、地域銀行をめぐる再編の動きも出始めている。そんな中でも、「豊かな地域社会づくりに貢献する」という経営理念は少しも揺るがない。

 「地域銀行は、お客様や地域社会との共存共栄を図りながらいかに持続可能なビジネスモデルを展開していくかが課題です。地域銀行として一人でも多くのお客様の課題や困りごとを解決し、お客様に喜んでいただけるよう、そしてそれらの積み重ねが地域の発展につながっていくよう頑張ります」

 昨年8月、栃木銀行は「とちぎんSDGs宣言」を行った。国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、事業活動を通じて、地域社会の持続的な発展と課題解決に貢献していくとの決意表明だ。「SDGsというと壮大な構想に思われるかもしれませんが、当行が従来から築き上げてきたお客様・地域との関わりをより一層深めていくことをあらためて宣言したものです。そのために真剣にお客様に寄り添う銀行員を大勢育てていきます」と人材育成にも意欲を示す。

 今年は第九次中期経営計画で掲げたBPRが完了する。業務再構築による営業人員の増加により訪問型営業を強化する方針だ。「常にお客様の課題や困りごとに真摯に向き合い、例えば、法人のお客様であったら、創業期、成長期、成熟期等、企業の様々なステージに応じた適切なプログラムをご提供します」

 今年2月には栃木支店の移転に合わせ、とちぎんTT証券の栃木支店を併設する。「併設店舗は越谷に続いて2店舗目となり、銀行と証券会社が連携してお客様の安定的な資産形成のお役に立ちたいと考えています。今後も栃木銀行はお客様と地域の期待に応えるため役職員一丸となって業務に取り組んでいきます」