レジリエンス機能を強化

 

 気候変動の影響から集中豪雨や大型台風の発生リスクが高まっており、「社会課題」に取り組んでいる企業の商品やサービスが選ばれる時代である。そうした現状を踏まえ「住み慣れたご自宅での在宅避難、そして水や食料の確保などを可能とする住環境づくりは、大規模災害後の復旧・復興を早める上でも非常に重要です」と指摘する。

 国も自立可能な蓄電池等を備えたレジリエンス(防災・減災)を強化した住宅の普及・促進を開始している。

 「セキスイハイムのエネルギー自給自足型住宅は、停電時に蓄電システムに貯めた電気を使うことができ、昨年多発した自然災害による停電時にもその有効性が実証されました」

 同社の調査研究結果によると、大規模災害後、苦労したこととして「電気の供給」や「ガソリン・灯油の入手」「水の入手」など移動手段や電気・水などのライフラインに関する課題が目立ったという。この結果を受け、太陽光発電システムと蓄電池、電気自動車を接続するVtoHスタンドの三つの機能を、一つのシステムとして連携させるトライブリッドパワコンを標準採用した「スマートハイムTB」シリーズを発売。「電気自動車はご自宅で充電できるので、災害時の移動手段を確保することもできます」と期待する。また、集中豪雨での浸水リスクに備え、蓄電池パワーコンディショナーの2階バルコニー面への設置を可能にした。1階が浸水した場合でも被害を抑え、災害後早期の生活再建をサポートする。

 一方、今年で2周年を迎える「セキスイハイムミュージアム栃木」は、来館者が5000組を超えたという。「施設内コンテンツでもスマートハイムのレジリエンス機能をご体感いただけます。レジリエンスでサステナブルな社会を目指し、『縮災』に貢献していきたいと考えています」