「さつき染雛」を披露する篠崎専務

 【鹿沼】万町の専門店「カノヤ人形店」はこのほど、市花「サツキ」の花びら、葉などを使った「さつき染め」で雛(ひな)人形を作った。衣装は優しさを感じさせる朱色などに染められ、同店の篠崎哲也(しのざきてつや)専務(44)は「さつき染めの生地を使った雛人形は全国で初と思う。サツキの花は多様な色があるため染めは難しい。でも鹿沼の専門店として挑戦したかった」と話した。

 同店は昨年、鹿沼で栽培されたイチゴ「夏おとめ」の実と葉を使った「いちご染め雛」を制作、販売しており今回の「さつき染雛」は第2弾。7月に粟野農産加工所で鹿沼のサツキの花びら、葉、水、酢を使い衣装の材料となる丹後ちりめんを染め上げた。