来年度から地方公務員制度が変わり、県内では非正規職員に期末手当(ボーナス)が支給される。だが人により月給をカットする自治体もあり、非正規職員の間で生活への不安が広がっている。一方、自治体の人事担当者からは国の姿勢に疑問を投げ掛ける声も上がった。

 「わずかとはいえ、月給カットの打撃は大きいはず」。県内の市役所に非正規職員として勤める20代女性は声を落とした。現在の月給は「手取りで10万円ちょっと」。生活に余裕はない。

 来年度からの月給減に加え、新制度に伴い休日の取り方を変えざるを得ないことなども影響し、女性は本年度末での退職を決めた。制度変更の目的は非正規職員の待遇改善だったはず。なのに「月給が下がる人がどうして出るのか」。疑問はぬぐえない。