般若の面(左から2番目)と制作者の島田さん

 【足利】助戸中町の助戸公民館で能面作り教室を開いている佐野市若松町、島田広作(しまだひろさく)さん(83)の作品展「初春 能面展」が来年1月6~16日、大橋町1丁目の市民活動センターで開かれる。

 1998年に米ニューヨークの国連本部で開かれた日本芸術工芸展に出品した「般若(はんにゃ)」、在原業平(ありはらなりひら)をモデルにした「中将(ちゅうじょう)」など21点を展示する。

 島田さんは元高校の数学教師で、足利女子高教頭時代に、有楽町の市民会館で開かれた小倉宗衛(おぐらそうえい)さんの能面展覧会を見て感動したのを機に「セカンドライフは能面を作りたい」と一念発起。定年退職後に小倉さんから技術を学び、その後18年にわたり制作を続けている。

 島田さんは「舞台では遠目にしか面を見られないが、展示では間近で見られる。伝統芸能を身近に感じてもらえればうれしい」と話している。

 無料。午前10時~午後7時(最終日は午後3時)。土日祝日休館。