彫刻家粕谷圭司さん、15年ぶり個展 木彫など33点

 宇都宮市在住の彫刻家粕谷圭司(かすやけいじ)さんの個展が21日まで、宇都宮市中岡本町のギャラリーシエールで開かれている。約15年ぶりの個展で、木彫とテラコッタ作品計33点を展示している。

 「大きな意味では『有機的な動き』が作品のテーマ」という粕谷さんは、合板を用いた木彫に40年以上取り組んでいる。

 「軌跡」は「合板による有機的な表現を発見し、転換点となった作品」。膨らみとへこみを繰り返す立体的な表面、波紋のように広がる木目のそれぞれがしなやかな曲線を描く。帯状の輪をした全体を一周して開いた穴からは、内側一面に貼られた金箔(きんぱく)がのぞく。

 会場には、帽子をかぶった女性像などのテラコッタ作品も並ぶ。