全国高校選抜スポーツは25日、岐阜県各務原市の川崎重工ホッケースタジアムほかでホッケーの男女決勝などを行い、前回王者の男子の今市が2-3で天理(奈良)に逆転負けし、惜しくも2連覇を逃した。弓道は男女団体の決勝トーナメントを行い、男子の宇都宮が3位入賞した。
今市は第1クオーター2分、FW大岡凌磨(おおおかりょうま)が左サイド深くまでドリブルで攻め、ゴール前でパスを受け取ったFW安西玲音(あんざいれおん)が先制点。10分に失点したが、第2クオーター7分にFW和田公志(わだこうし)が単独で右サイドをドリブルで駆け上がって勝ち越した。
しかし、第3クオーターからは失速。ペナルティーコーナーなどの追加点の好機を生かせないと、第4クオーター2分に同点とされ、さらに5分に逆転弾を許した。最後はGKを下げて全員攻撃を仕掛けたが、ゴールを奪えなかった。
弓道男子団体の宇都宮は海老原京(えびはらけい)、星野暖翔(ほしのはると)、白井奏冴(しらいそうが)がメンバー。1回戦で厚木(神奈川)を10-9の接戦で退け、準々決勝は三重(三重)に勝利したが、準決勝で秀岳館(熊本)に8-11で敗れた。