小冊子(左)を手にする関根さん。右は曽祖父が残した北里伝染病研究所の資料

 【佐野】栃本町の准看護学校非常勤講師関根徳男(せきねとくお)さん(65)はこのほど、授業内容や自らのエピソードをまとめた小冊子「ナースの副読本 准看護学校授業外伝」を作成、看護、福祉関係者に無料配布を始めた。7年間教壇に立ち「看護は素晴らしい世界」と再認識したといい、「この分野に多くの人に興味を持ってもらえれば」と話している。

 関根さんは元中学校教諭。53歳でがん闘病のため退職したが、歴史や教育に関する執筆活動を続けており、2013年度から市内の准看護学校で非常勤講師を務める。専門は「保健医療福祉のしくみ」。

 安蘇医師会2代会長を務めた曽祖父の関根東之亮(せきねとうのすけ)が北里伝染病研究所の研究員だった縁で、講義ノートをはじめ北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)に関する資料も活用しながら授業を進めたという。