生産から製造までの“純那須町産”として初出荷となったブルーベリーワイン

 【那須】高久丙の耕作放棄地など約11ヘクタールを活用した県内最大規模のワイナリーづくりに取り組む同所の農業生産法人ロイヤルベリーズファーム(室井秀貴(むろいひでき)代表)が24日、町で初めて生産から醸造までを全て手掛けた町産ブルーベリーワインの販売を開始した。室井代表は「醸造までの一連の技術を体験でき、6次産業化のスタートが切れた」と手応えを感じている。

 国の構造改革特区に町が認定された「どぶろく・ワイン特区」事業の一環。通常よりも少量でのワイン製造・販売が可能になり、同法人は年2キロリットルを目安としたブルーベリーワイン製造に試行的に取り組んでいる。ワイナリーの本オープンは2021年春の予定。

 ブルーベリー生産とは別にワイン製造は他社に委託していたが、1年前に特区に基づく果実酒製造免許を取得し、高久丙の自社醸造所でワイン製造を実施。今回は試行総量の1割程度を、加熱殺菌せずに瓶詰めする「生詰」ワインとして販売を始めた。6~9月に収穫したブルーベリー本来の大人の酸味と、ほどよい甘さが味わえる。

 ブルーベリーワインは720ミリリットル2750円、500ミリリットル2200円(いずれも税込み)。ロイヤルベリーズファーム那須ガーデンアウトレット店など7店舗で購入できる。(問)同法人0287・74・6617。