間借り校舎の粟野中で終業式を行った児童たち=25日午前10時55分、粟野中

 10月の台風19号で校舎が浸水した鹿沼市清洲第一小は25日、校舎を間借りして授業を行っている粟野中で2学期の終業式を行った。

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 2時限目終了後、3階ロビーに全児童36人が集合。設楽昭子(しだらあきこ)校長(57)が「当初は不安だらけでしたが、みんな不平不満を言わず一致団結、清一魂で明るく元気に過ごしてくれうれしく思う」などとあいさつ。全員で校歌を力強く歌った。

 黒子健心(くろこけんしん)君と遠藤健仁(えんどうけんじ)君の6年生2人は「台風の被害で大変だったが、みんなで協力し合った2学期」「卒業式は自分たちの学校でやりたい」と話した。

 同校は思川の氾濫で土砂が流入。10月18日から直線で約4キロ離れた粟野中で授業を再開した。水没した変電設備は復旧したが、体育館などの床板の張り替えなどが必要となっている。

 県教委などによると、県内の公立、私立の小中学校は21日から順次冬休みに入っている。25日は最も多い479校が終業式や2学期制の学校では終業式に準じた集会などを行った。