日光湯元温泉スキー場で行われた安全祈願祭。雪不足でロッジ以外の営業は見合わせた=24日午前

 県内は12月に入り、平年よりも気温が高い日が多くなっている。24日も晴れて気温が上がり、最高気温は宇都宮で11・4度と平年を1・6度上回った。暖冬傾向の影響は各方面で出始めており、雪不足のためオープンできずにいるスキー場も。県内のホームセンターや百貨店では、暖房器具や冬物の衣料品の売れ行きが伸び悩んでいる。

 宇都宮地方気象台によると、県内は12月、冬型の気圧配置が長続きせず、高気圧に覆われ晴れた日が多く気温が上昇した。宇都宮の平均気温は同月上旬が平年より0・1度高い6・5度、中旬は2・2度高い6・9度を記録した。

 天然雪を売りにする日光湯元温泉スキー場は、前日までに雪が降ったものの、24日の積雪が圧雪しない状態で約5センチ。この日は今シーズンの無事を祈る安全祈願祭を行ったが、ロッジ以外のオープンは見合わせた。30センチほどの積雪が必要で、若菜英樹(わかなひでき)社長(65)は「雪さえあれば、安全に滑走できる。降雪を願うばかり」と話した。