コシアカツバメの生態を研究発表した有志の2年生4人

コシアカツバメの生態を研究発表した有志の2年生4人

コシアカツバメの生態を研究発表した有志の2年生4人 コシアカツバメの生態を研究発表した有志の2年生4人

 【大田原】黒羽高2年生の有志4人が、市内では主に黒羽地区に飛来するコシアカツバメに関する研究を行い、日本鳥学会での発表や科学雑誌への掲載などで高い評価を得ている。生態を明らかにして個体数減少の一因を探ろうと、約4カ月間の観察や調査を重ね、ひなの主食やスズメとの競合性などを突き止めた。26日には、東京大で開かれる科学教育の発表会で研究成果を披露する。

 コシアカツバメは九州以北に飛来するツバメ科の夏鳥で、腰回りが赤い。近年は分布域が減少し、28都県が絶滅危惧種などに指定。本県では指定されていないが、個体数の減少が懸念されている。

 研究は公益財団法人「中谷医工計測技術振興財団」の助成金を受けて実施。4人は今年5月から、それぞれ部活動に励む傍ら、放課後にコロニー(営巣地)が作られた黒羽小と川西小まで週2回ほど通い、親鳥とひなの観察やデータ収集を地道に継続してきた。