安納さん(宇都宮)に関東農政局長賞 農水省の「多収日本一」表彰

 飼料用米の多収を実現している先進的で他の模範となる経営体を表彰する2017年度「飼料用米多収日本一」(農林水産省など主催)の受賞者が16日までに発表され、本県からは宇都宮市鶴田町、安納成一(あんのうせいいち)さん(65)が関東農政局長賞を受賞した。

 主食用米用地5・4ヘクタールと複合経営の安納さんは「主食用米の食味の向上も図りながら、飼料用米の収量や品質も上げていきたい」と意気込んでいる。

 「多収日本一」表彰は、生産農家の技術向上を目的に16年度から実施している。局長賞には、関東地方に長野、山梨、静岡を含む1都9県の同局管内から、地域平均10アール当たり収量比で最も優れた6県の農家が選ばれた。本県からは12件の応募があった。

 自宅近くのほか、壬生町など4カ所3・8ヘクタールを耕作する安納さんの17年度の10アール当たり収量は764キログラムで、地域平均(作況調整後)を256キログラム上回った。

 これだけの多収を実現できるのは「品種の力が大きい」と長男の正広(まさひろ)さん(39)は説明する。病気や倒伏に強い多収品種「北陸193号」を扱っているからだ。今年で4年目になる。