ハイビーム(上)とロービームを比較した県警の照射実験。ロービームでは歩行者を照らし出すことができなかった(県警提供)

 夜間、対向車などがない際に車のヘッドライトを上向きにするハイビームの使用率が県内で10月、15・2%に上り、過去最高を更新したことが23日までに、県警の調査で分かった。県警は、運転免許の更新時などに利用を周知する「ハイビーム大作戦」が奏功したとみており、前回4月の調査に比べ2・1ポイント上昇した。一方、依然として8割以上は使用していないのが実態で、県警は「まだまだ浸透していない」と引き続き対策に力を入れる。

 県警交通企画課によると、調査は2017年から毎年4月と10月、夜間の交通事故が多い県内の7路線8カ所で実施。今回は1189台のうち、181台がハイビームを使用、7カ所で使用率が前回を上回った。17年4月に3・9%だった使用率は毎回上昇しており、18年10月には10・3%に。以降は10%台で推移している。