2019年の県内労災死者数

 県内で発生した労働災害の死者数が今年、11月末で14人に上り、昨年1年間と同数になったことが22日までに、栃木労働局のまとめで分かった。特に10月中旬以降に相次ぎ、5人を数えた。機械に挟まれたり、巻き込まれたりする事故が目立ったという。同労働局は「年末年始は機械の保守点検など普段と違った作業が増え、事故が起きやすくなる」と危機感を強め、安全対策の徹底を改めて呼び掛けている。

 同労働局によると、死亡労働災害の形態で最も多かったのは、機械や装置への「挟まれ・巻き込まれ」で4人に上った。10月には那須塩原市洞島の産業廃棄物処理施設で、作業中の60代男性が右脚などを機械に巻き込まれ死亡した。このほか、フォークリフトなど運搬機械の「横転下敷き」で2人が死亡したほか、車の運転中の「交通事故」でも2人が亡くなった。