寄付を受け取り、被災状況などを説明する須釜校長(左奥)

 【栃木】台風19号で甚大な被害を受けた栃木工業高への支援の輪が広がっている。企業や業界団体、学校から寄付金や物資が寄せられてた。須釜喜一(すがまきいち)校長(60)は「気に掛けてくれる人がこんなにいるなんてうれしい。感謝したい」と話している。

 19日には、全国土木施工管理技士会連合会が災害復旧支援金として50万円を寄付した。同校で目録を手渡した県土木施工管理技士会の坂本邦男(さかもとくにお)会長は「(同校は)各業界への貢献も大きい。復興に向けて一歩でも進んでほしい」と話した。卒業生の就職先の企業からは、文房具やぞうきんなどの支援物資も贈られている。

 11月には、学校法人作新学院が生徒らから集めた募金10万円を寄付。県内の他の高校からは復興を応援するビデオメッセージも届いたほか、学校祭で集まった募金を寄付するという打診もあるという。

 栃木工業高は、台風19号で付近の永野川の堤防が決壊した影響で敷地内が2メートル近く浸水し、多くの実習機器が水没した。実習棟と受変電設備は新たに整備される。