「まき餃子」をPRする川井さん

 【矢板】民間団体が委嘱する「巻寿司(ずし)大使」を務める安沢、美容サロン経営川井(かわい)ゆかりさん(55)らはこのほど、ギョーザを具材にした巻きずしを開発した。川井さんが地元栃木の食材を使った巻きずしを作ろうと企画し、宇都宮市のケータリング会社「kumakuma(クマクマ)」と同市の中華料理店「新農村」が協力した。来年1月から同店やイベント会場で販売し、新たな名物としたい考えだ。

 団体は、巻きずしの普及などに取り組む「MAKIZUSHI倶楽部(くらぶ)」(広島市)で、本年度は全国の11人が大使として活動している。川井さんは2018年から大使となっており、本年度は特任大使を委嘱された。

 開発した巻きずしは、野菜、鶏肉、エビの三つの揚げギョーザを具材とした3種類で、1本19センチ、約200グラム。当初は野菜のみを企画していたが、味や見た目のバリエーションを増やそうと、鶏肉とエビを追加した。それぞれザーサイやニンニク、卵焼きなどを加えて味のバランスを整えた。

 具材とご飯の割合などでも試行錯誤し、完成までに約半年かかった。売り方は1本や半分、値段は500円前後を想定しているが、詳細は今後決める。「まき餃子(ギョーザ)」の名称で商標登録を出願しているという。

 川井さんは「県内外の多くの人に食べてもらい、新しいジャンルとして他のお店などにも広がってほしい。『まき餃子』を栃木の新名物に育てていきたい」と意気込んでいる。