【鹿沼】国立競技場(東京都新宿区)オープニングイベントが行われた21日、市森林認証協議会のメンバーや事務局の市職員ら20人が同競技場を視察、鹿沼産スギ材が使われている大屋根や外周部の軒ひさし部分を中心に見て回った。
「木のまち鹿沼」の一行は貸し切りバスで到着後、場外で競技場を背景に記念撮影。開場となった午後4時半すぎに早々と競技場内に入り、大屋根部分を見上げるなど思い思いに視察した。
同協議会会長の佐藤信(さとうしん)市長は「鹿沼の木材が国を代表する施設の国立競技場に使用されたことは誇りに思う。輝いて見えた」。競技場内で副会長の樽見正衛(たるみまさえ)鹿沼木工社長は「すごい造り。感激の一言です。私たちの取り組みが認められ、高い評価を受けた結果だと思う。木材の需要拡大をさらに進め、森林認証の取り組みを続けていきたい」と興奮気味に話した。