女子がズボンを選択できる宇都宮市若松原中の新しい制服=12月上旬、宇都宮市若松原3丁目

 制服で女子がズボンを選択できる学校が全国的に増える中、県内の公立中学校でも同じ動きが広がりつつある。防寒などの観点から導入するケースが多く、鹿沼市では12月上旬までに公立中学校10校全てで女子のズボン着用が可能になった。宇都宮市や足利市では2020年度にリニューアルする制服で新たに取り入れる学校もある。

 学生服などの製造販売を行う「栃木菅公(かんこう)学生服」(宇都宮市)によると、制服で女子のズボンを選択したり、男女差のないジェンダーレスのデザインを採用する動きが全国的に広がっているという。担当者は「県内でも学校関係者から女子ズボンに関する問い合わせが増えている」と話す。

 県教委によると、制服の選択は各学校の判断に委ねられているという。6月から女子ズボンの導入を検討していた鹿沼市は、12月上旬までに全ての中学校で女子ズボンの着用が可能になった。鹿沼市教委の担当者は「これからの時代に合った施策と考えている」とする。