「走れるように頑張らなくちゃ」とやる気をみなぎらせる谷津さん=17日午後、群馬県館林市

 「俺にとって人生の最終章のスタート。原点の栃木県で一歩一歩、40年の重みをかみしめて走りたい」

 レスリング五輪代表だった谷津嘉章(やつよしあき)さん(63)=群馬県高崎市新町、足利工大付属高(現・足利大付属高)出=にとって2020年は、人生の岐路から40年という大きな節目だ。1980年5月、モスクワ五輪が「幻」と消え、秋に開かれた栃の葉国体優勝で花道を飾り、「幻の金メダリスト」としてプロレスへの道を選んだ年だった。