正月の玄関先などを飾る縁起物の門松作りが、宇都宮市泉町の池田竹店で最盛期を迎えている。
同店は市内産の孟宗竹(もうそうちく)などを材料に使用。きれいな色や新鮮さにこだわり、今月に入ってから作業を本格化した。今年は3尺5寸(約106センチ)~8尺(約242センチ)の門松約150対を作り、一般家庭や企業、ホテルなどに納めるという。
17日は従業員ら約10人が朝から作業。機械で竹を加工したり、コンクリートの土台に固定した竹にわらを付けたり、一連の工程を手分けして一つ一つ丁寧に仕上げていった。
池田昌可(いけだまさよし)社長(65)は「材料から作り方までこだわった門松。飾ってもらい、良い年を迎えてほしい」と話していた。