作業場に立つ早川社長(右)と手束社長=16日午後、栃木市

 老舗ユニホームメーカーのハネクトーン早川(東京都千代田区、早川智久(はやかわともひさ)社長)は16日までに、縫製会社ひかりファッション(栃木市箱森町、手束(てつか)レイ社長)の事業を承継した。女性用ユニホームの受注を伸ばす中で、引き受け手を探していたひかりファッションの設備と雇用を引き継ぎ、設備投資も視野に生産能力の拡大を目指す。

 ひかりファッションは1990年、手束社長の夫で今年4月に86歳で急逝した武雄(たけお)氏が創業。警察の制服など安定した受注を確保してきたが後継者がおらず、2015年から県事業引継ぎ支援センターに相談していた。

 一方のハネクトーン早川は1930年に創業した。スクールネクタイのシェアは国内一で、国内での縫製にこだわる。女性の社会進出を受けホテルなど接客業の女性用ユニホームの受注が好調なため、設備や技術を有する企業を求めていた。

 ハネクトーン早川が受け皿会社の栃ソーイングを設立して事業を引き継ぎ、11月から操業する。