第27回全国中学駅伝大会は15日、滋賀県の希望が丘文化公園特設コース(男子6区間計18キロ、女子5区間計12キロ)で開催され、男子の部で本県の市貝が57分23秒で同校初、県勢では2014年の男子三島以来2度目の日本一に輝いた。2位は我孫子(千葉)、3位は桂(京都)。女子は六ツ美北(愛知)が41分43秒で初優勝し、2位は七尾(石川)、3位は浅川(福岡)。本県の大田原は43分9秒で11位だった。
大会には都道府県代表と滋賀県の開催地枠を含む男女各48校が出場。関東王者の市貝は1区薄根大河(うすねたいが)主将が4位でたすきをつなぎ、2区五味渕結斗(ごみぶちゆいと)が2位、3区鈴木柊太(すずきしゅうた)がトップに浮上。4区小林圭吾(こばやしけいご)は首位を譲りながらも粘って2位をキープし、5区豊田昇太朗(とよだしょうたろう)が再びトップを奪還。アンカー横田銀牙(よこたぎんが)がラスト300メートルからスピードを上げて逃げ切った。
女子大田原は県大会、関東大会でアンカーを務めた佐藤(さとう)あいり主将が1区で10位と力走。3区小野心寧(おのここね)、4区豊島夏季(とよしまなつき)が区間8位の走りで入賞ラインに迫ったが、惜しくも届かなかった。