災害ごみの分別作業を行う烏山高生ら

災害ごみの分別作業を行う烏山高生ら

災害ごみの分別作業を行う烏山高生ら 災害ごみの分別作業を行う烏山高生ら

 【那須烏山】台風19号で発生した災害ごみの早期処分を目指そうと、市や市社会福祉協議会などは15日、仮置き場の分別作業「なすから復興大作戦」を実施した。烏山高生約70人を含む160人が参加し、午前10時から午後3時まで作業に当たった。

 台風19号の被害により、市内では約5240トンの災害ごみが発生した。現在は4カ所の仮置き場に保管され、市は年内に旧境小と南那須運動場、年度内に大桶(おおけ)運動公園と緑地運動公園内の災害ごみを処分することを目指している。

 この日の作業は、岩子の南那須運動場と藤田の緑地運動公園で行われた。烏山高生のほか、市職員や市議、なすから暮らし復興支援センターのスタッフらが参加した。ジャージー長靴、マスクを身に着けた参加者は、小型家電やプラスチック、鉄などを手際良く分別していった。

 下境地区や向田地区では、漂流ごみの回収や道路にたまった泥寄せなども行われた。作業終了後は田野倉の市保健福祉センターに集まり、参加者に炊き出しが振る舞われた。

 烏山高3年磯田大地(いそだたいち)さん(17)、穴山真也(あなやましんや)さん(18)は「災害ごみがいつまでも残っていると、被災者が当時を思い出してつらいと思う。早期処分の役に立てればうれしい」と話した。