県と県日光自然博物館(日光市中宮祠)は環境省の補助制度を活用し、奥日光エリアを訪れる外国人観光客をターゲットにした自然ガイド事業の開発に乗り出す。国立公園満喫プロジェクトの一環。海外の富裕層の需要にも合うコンテンツに磨き上げ、奥日光の魅力発信や観光消費額の増加を目指す考えだ。

 活用するのは同省の「先進的インバウンドプロジェクト支援事業」。外国人観光客数や宿泊数などの増加につながる取り組みに対して800万円を上限に補助するもので、公募に応募があった24件のうち7件が採択された。同省によると、予算が確保されれば来年度も同額を上限に補助する。

 奥日光では民間の自然体験ツアーが行われている。同博物館も自然解説員によるガイド事業を行うが、「修学旅行などの学校団体向けの内容で、外国人向けのノウハウはほとんどない」(担当者)のが実情という。