【宇都宮】日本遺産に認定された「大谷石文化」を軸に、石の文化を活用した地域振興やまちづくりを考える「石のまち宇都宮シンポジウム」が14日、市文化会館で開かれ、市民ら約300人が大谷石の歴史や特性について理解を深めた。
大谷石の活用保全などに取り組む「市大谷石文化推進協議会」が初めて企画した。この日は文化庁文化資源活用課文化財活用専門官の中島充伸(なかじまみつのぶ)さんが、日本遺産に認定された地域でのまちおこしの事例や成果を紹介。「日本遺産を生かしたまちづくりは行政だけでなく地域の協力が重要」などと述べ、市の取り組みを後押しした。