巨大な本尊のすす払いを行う僧侶ら=14日午前8時55分、日光市山内

 日光市山内の世界遺産日光山輪王寺で14日、一年間のすすを払い清める「すす払い供養」が行われ、本堂(三仏堂)など10カ所で大掃除が行われた。

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 午前8時、境内の気温は2度。3本尊(阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音)のある本堂内では、すすを払う前に、本尊の魂をいったん浄土に戻す「発遣(はっけん)作法」を行った。

 約5メートルの笹(ささ)竹を清めた後、役僧3人が高さ7・5メートルの金箔(きんぱく)の本尊を傷めないよう慎重に笹で風を送り、本尊のお身ぬぐいをした。

 役僧の黒子隆寛(くろこりゅうかん)さん(36)は「新しい年に向け、新たな気持ちで清めさせてもらいました」と話していた。