国内で感染が広がる豚コレラ(CSF)対策で農林水産省は13日、野生イノシシ向けの経口ワクチンを日光市足尾町の国有林で20日に自衛隊のヘリコプターを使って散布すると発表した。群馬県での実験を除き、本格的な空中散布は全国で初めてとなる。

 散布は豚にウイルスを媒介する恐れのある野生イノシシの感染拡大を防ぐため実施する。付近にある取水口や猛禽類(もうきんるい)の生息地などを避けながら、国有林約5千ヘクタールに餌でくるんだ経口ワクチン2500個を散布する。