ザゼンソウ群生地の木道を清掃する金丸小の児童

 【大田原】北金丸の市指定天然記念物ザゼンソウ群生地で9日、金丸小の6年生15人が清掃活動を行い、開花時期を前に見物客を迎え入れる準備をした。地元住民でつくる「北金丸ザゼン草を守る会」(新江俊弘(あらえとしひろ)会長)が協力した。

 同所は熊川と蛇尾川の伏流水が湧出する良好な湿地で、県内有数のザゼンソウ群生地。同会や市教委が連携して保全活動を行っており、昨年度は約360株が開花した。

 児童は群生地内の木道を竹ぼうきで掃き、見物客が歩きやすいように落ち葉や枝を取り払った。湿地に芽吹いたザゼンソウもいくつか見つかり、うれしそうに眺めていた。

 参加した長嶋心音(ながしまこと)さん(12)は「芽は小さいけどきれいな色だった。花が咲くのが楽しみ。地元の自然を大事に守っていきたい」と声を弾ませて話した。

 来年2月1日から一般公開し、2月下旬~3月が見頃だという。