那須塩原市は11日の定例記者会見で、厚生労働省と観光庁がインバウンド向けに実施するヘルス・ツーリズムの調査・展開事業の実証地域として同市が選ばれたと発表した。今後は、湯治など温泉を利用した健康増進ツアーなどを実施する。渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)市長は「(同事業で)インバウンド誘客と市の新たな魅力創出が期待できる」と述べた。

 ヘルス・ツーリズムは観光客が地域の資源を活用して健康増進などを図る旅行。同事業には全国五つの地域が選定されている。同市は温泉プールで水中リハビリテーションを行う病院や、湯治の場として知られる板室温泉があるなど、観光客の健康増進に期待ができる。