作新学院高(宇都宮市一の沢1丁目)で1日、硬式野球部の練習中に生徒7人が救急搬送された問題で、生徒は脱水症状や低血糖症などと診断されていたことが10日、同校への取材で分かった。中でも低血糖症と診断された3人は一時入院していた。昼食休憩を取らずインターバル走などの練習を続けていたといい、同校は、同部の小針崇宏(こばりたかひろ)監督を口頭で厳重注意した。

 同校によると、7人全員が脱水症状だったほか、3人は低血糖症で、うち1人は熱中症にもなっていたという。3人の入院はいずれも1日間で、症状は既に回復した。

 1日は午前10時から午後1時ごろまで1、2年生チームと3年生チームの試合を実施。10~15分間の休憩後、1、2年生計55人が300メートル走と100メートルの歩きを繰り返す「インターバル走」計20本を行った。7人はインターバル走を終えた後、立ち上がれなくなり手足のしびれを訴え、うち入院した3人は意識がもうろうとなっていた。

 この日の練習は午後1時ごろ終わる予定だったが、試合時間が長引いたという。練習の場にいた小針監督が、練習を早く切り上げるため、昼食休憩を取らず練習を続けると判断した。

 同校は搬送翌日の2日、県に事実関係や再発防止策を報告。県高校野球連盟には10日、説明した。同校は下野新聞社の取材に対し「生徒の健康状態に配慮した練習計画を徹底する」とした。小針監督は、学校側に「選手の体調確認を徹底したい」と話したという。