台風19号の被災に伴い、栃木市内2カ所に開設している避難所について同市は、22日の閉鎖を目標に避難者の支援を進めていることが10日、同市への取材で分かった。2カ所が閉鎖されれば、台風19号で設置された県内全ての避難所の役割が終了することになる。

 台風19号による県内の避難者は、ピーク時で約2万人いた。栃木市内では避難所22カ所に最大2374人が避難していた。

 同市は11月12日、関係課の職員でつくる災害対応の特命班「被災者支援総合対策班」を市災害対策本部内に設置。避難者が年内に普段の生活に戻れるように、住宅課を通じ避難者に市営住宅を紹介するなどの支援を行ってきた。

 避難者の住宅確保などが進み、現在避難所は浸水被害が大きかった市中心部の2カ所のみとなり、避難者は40人(10日現在)まで減少した。同市危機管理課は「避難されている方がお正月を安心して過ごせるよう、引き続き支援を行っていきたい」としている。

 県内他市町では、11月21日の足利市を最後に既に避難所を閉鎖している。