アイスホッケーの第87回全日本選手権大会最終日は8日、東京都西東京市のダイドードリンコアイスアリーナで決勝を行い、前回準優勝のHC栃木日光アイスバックスが5-1で東北を下し、5大会ぶり2度目の日本一に輝いた。前身の古河電工時代を含めると6度目の栄冠。
バックスは第1ピリオド1分25秒にDF渡辺亮秀(わたなべあきひで)が先制点を挙げたが、第2ピリオド3分に同点に追い付かれた。それでも第3ピリオド1分39秒にFW鈴木健斗(すずきけんと)が勝ち越しゴールを決めると、立て続けにFW斎藤哲也(さいとうてつや)、FW彦坂優(ひこさかゆう)、FW古橋真来(ふるはしまくる)が追加点を挙げて突き放した。
最優秀選手には2試合に出場し、守備の要として活躍したバックスのGK福藤豊(ふくふじゆたか)が選ばれた。