ピリ辛ねぎ焼豚は冷たいビールと相性抜群

 JR宇都宮駅の東口かいわいで、友人と飲み歩いていた学生時代が懐かしい。旺盛な食欲は今も健在。久しぶりに“十八番”に行こう。

Web写真館に別カットの写真

 ドアを開けると、壁一面にポスターがずらり。70、80年代のロック黄金期を築いたミュージシャンたちが出迎えてくれる。「町中華の店で間違いないよ」と笑うオーナーの長谷川康孝(はせがわやすたか)さん(55)。店内のBGMに合わせ、おなかも鳴ってきた。

 まずは「ピリ辛ねぎ焼豚」(税込み600円)で生ビールをぐびり。じっくり煮込んだ豚バラチャーシューがほろほろと口の中でほぐれる。雪山のように盛られた「那須の白美人ねぎ」はシャキシャキとかむほどに甘い。豆板醤(とうばんじゃん)の辛さも効いていて、再びジョッキに手が伸びる。

 ローリング・ストーンズのライブ映像を見ていると、看板の「旨香(うまか)ら-めん」(同640円)が登場。中太麺に豚骨しょうゆのスープがよく絡む。「旨香」の正体は焦がしニンニク油。香ばしさが病みつきになる締めの一杯だ。

 カウンターには常連客がキープした焼酎ボトルが並ぶ。ロック好きや仕事終わりのサラリーマンに愛され続け、店は9月で20周年を迎えた。「来てくれる仲間がいる限り、続けていきたいね」と長谷川さん。いつか仲間入りできるように、また足を運ぼう。

 メモ 宇都宮市東宿郷1の5の4▽営業時間 午前11時半~午後2時、午後5時半~午前0時。土曜は夜のみ営業▽定休日 日曜、祝日▽(問)028・610・6266