国内で感染が広がる豚コレラ(CSF)対策で県は6日、飼養豚にウイルスを媒介する恐れのある野生イノシシに対し経口ワクチンを散布すると発表した。来年1月から県南を中心に散布する。今後、対象となる6市2町と詳しい散布区域などを詰める。また農林水産省は同日、豚へのワクチン接種を本県を含む未発生県にも拡大するための検討に入った。

 散布の対象は、野生イノシシから感染が確認された群馬県に近い足利、栃木、佐野、鹿沼、日光、小山市、壬生、野木町。野生イノシシに対する経口ワクチンは、飼養豚が豚コレラに感染した長野県などで散布されている。農林水産省が3日、野生イノシシに対する経口ワクチンの散布対象区域に本県を加えていた。